PROFILE藤原　さおり

1993年大阪教育大学教養学科芸術専攻音楽コースピアノ科入学。
95年定期演奏会に出演。
96年サマーコンサートでは、ソリストとしてベートーヴェン作曲ピアノ協奏曲第4番（第1楽章）を学内オーケストラと共演。
他に大阪府文化財団主催第2回サロン推薦演奏会('97)、第27回堺新人音楽家演奏会('98)に出演。
在学中に声楽の勉強を本格的に始め、97年に同大学卒業後、京都市立芸術大学音楽学部声楽専攻に入学。2001年同大学を卒業。

その後ロシアに渡り、チャイコフスキー記念モスクワ音楽院大学院独唱科入学。主にロシア歌曲の研鑽を積む。
09年第5回国際音楽コンクール "Musica classica" （モスクワ）声楽部門第2位。モスクワでは第5回国際室内楽フェスティバル "Spring in Russia" をはじめとする数多くの演奏会に出演。
留学中は声楽に合わせて伴奏法を学び、伴奏者としてもコンサートに出演。09年11月同大学院を修了。

帰国後は、10年7月に全曲ロシア歌曲・アリアのプログラムによる帰国記念コンサート「ロシアの調べ」を大阪で開催。
13年に関西ロシア歌曲研究会を発足。ロシア歌曲の普及に力を注いでいる。
また『日々耳にするクラシック音楽を、ライブで体感できる機会を』をテーマに「音楽の森」コンサートを企画、これまでに4回の公演を開催している。

ピアノを故和田克、伊藤恭子、服部久美子、C.ソアレス、声楽を三井ツヤ子、山田暢、寺尾正、Y.グリゴーリエフ、A.ナウメンコ、E.バシェルーク、伴奏法をN.ボゲラヴァの各氏に師事。日本シューベルト協会会員。